もし家に天ぷら粉がなくても、片栗粉を使えば絶品の天ぷらが作れますよ!
通常の天ぷらとは少し違った、サクサクとした食感が特徴で、その美味しさは格別です。
でも、片栗粉をどう使って天ぷら粉の代わりにするのか、迷っている方もいるでしょう。
そんな方のために、上手に揚げる方法や下ごしらえのコツ、そして片栗粉を使った天ぷらの特長について解説します。
片栗粉でサクサクの天ぷらを作る!
天ぷら粉は手軽においしい天ぷらを作るのに便利ですが、いざ作りたいと思った時にはないこともありますよね。
普段は天ぷら粉がなければ薄力粉を使いますが、片栗粉を使ってもおいしい天ぷらが作れますよ。
片栗粉でカリッとした天ぷらを揚げるためには、材料の準備と揚げ方が重要です!
それでは、片栗粉を天ぷら粉の代わりにしておいしい天ぷらを作るコツを詳しくご紹介しましょう。
片栗粉の衣は揚げる直前に冷水で準備
片栗粉は重めなので、時間が経つと沈殿してしまいます。
だから、揚げる直前に冷水で衣を準備することで、カリッとした仕上がりになります。
材料の水分はキッチンペーパーでしっかりと拭き取る
材料に水分が残っていると、揚げた後に水分が出て衣が柔らかくなります。
さらに、水分が残っていると油はねのリスクもあり、やけどをする可能性もあるので、十分に注意しましょう!
順序よく低温から具材を揚げる方法
具材を一度に多く入れたり、高温で揚げるべき食材を先に入れると、油の温度が急激に下がり、衣がサクサクにならずに柔らかくなりがちです。
そこで、低温で揚げるべき具材から順に揚げていくと、上手に揚げることができます。
油温の目安は以下の通りです。
具材に合わせた油温の調整
- 低温(150~160℃):火の通りにくい根菜や野菜
- 中温(170~180℃):根菜以外の野菜やかき揚げなど
- 高温(180~190℃):魚介やすぐに揚がる食材
完成のサインは感覚で判断
美味しい天ぷらを仕上げるには、完成のタイミングを見極めることが大切です。
食材の種類や大きさ、厚みによって揚げる温度や時間が異なります。
天ぷらや揚げ物を作る際には、感覚を頼りに最適なタイミングを判断します。
食材を油に入れると最初に大きな泡が出て、シュワシュワと音がします。
揚げ進行と共に泡が小さくなり、揚げる音もピチピチやチリチリに変わるのが揚げあがりの兆しです。
さらに、具材の水分が飛び、軽くなる感触も揚げあがりの目安ですが、これは慣れが必要です。
油切りは丁寧に行う
キッチンペーパーでしっかりと油切りをすることで、不要な油を除去し、サクサクの食感を実現できます。
キッチンペーパーがなければ、網の上に置いても良いでしょう。
見た目にもこだわった天ぷらの盛り付け
天ぷらは味わいだけでなく、見た目の美しさも大事です。
盛り付け方に工夫を凝らすことで、天ぷらをより魅力的に見せることができます。
立体感を意識した盛り付けを心掛けましょう。
天ぷら粉と片栗粉の特徴と天ぷらにおける違い
天ぷらを作る際の選択肢として、天ぷら粉と片栗粉がありますが、これらの違いは何でしょうか?
また、これらを使用して天ぷらを作った際の食感の違いはどのようなものでしょうか。
それでは、天ぷら粉と片栗粉の違いと、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう!
天ぷら粉と片栗粉の違い
天ぷら粉は、薄力粉にでんぷんやベーキングパウダーなどが加えられた調整済みの粉で、これを使えば簡単に美味しい天ぷらが揚げられます。
原材料の例:小麦粉、でん粉、卵黄粉(卵含む)、卵白粉、ベーキングパウダー、着色料(ビタミンB2)
一方、片栗粉は、元来カタクリの花の根から作られるでんぷんの粉ですが、現在市場に出回っているほとんどは、じゃがいも由来の馬鈴薯でんぷんを使用しており、天ぷら粉のように特別な調整はされていません。
天ぷら粉と片栗粉で作った天ぷらの特性
天ぷら粉を使えば、水を加えるだけで誰でも簡単にサクサクの天ぷらが作れます。
片栗粉を使用すると、天ぷら粉を使った時のようなサクサク感はあまり得られませんが、具材に直接片栗粉をまぶして揚げると竜田揚げのような食感になり、いつもとは違う味わいが楽しめます。
さらに、薄力粉や天ぷら粉、米粉などに片栗粉を少し加えると、揚げたてのサクサク感が持続し、特にお弁当などに適しています。
また、小麦粉は油を吸収しやすいのに対し、片栗粉はそうでないため、片栗粉で作った天ぷらの方がカロリーが低めになる傾向があります。
天ぷら粉の代替品として使える他の粉の特性と注意点
天ぷら粉が手元にない場合、家庭にある他の種類の粉で代用することが可能です。
ここでは、お好み焼き粉、たこ焼き粉、米粉、コーンスターチを天ぷら粉の代わりに使う際の特徴や注意すべき点について解説します。
お好み焼き粉を使った天ぷらの特徴
お好み焼き粉は、基本的に小麦粉をベースにしており、砂糖、食塩、鰹節粉末などが加えられています。
卵と水を混ぜるだけでお好み焼きが作れる便利な調整粉ですが、天ぷら粉には含まれていない甘味料やだし粉末が入っているため、揚げ物に使うと色づきやすく、焦げやすくなることがあります。
お好み焼き粉の原材料の例:小麦粉、砂糖、食塩、ぶどう糖、かつお節粉末、鯖節粉末、ベーキングパウダー、調味料(アミノ酸)、乳化剤
たこ焼き粉で作る天ぷらの特徴
たこ焼き粉もまた、小麦を主成分としており、お好み焼き粉と似たように、卵や水を加えるだけでたこ焼きが作れます。
天ぷら粉と異なり、糖類やだし粉末が含まれているため、これを使って揚げ物をすると、色づきが早く、焦げるやすくなります。
たこ焼き粉の原材料の例:小麦粉、粉末水飴、食塩、砂糖、丸鶏エキス粉末、かつお節粉末、鯖節粉末、酵母エキス粉末、植物性たん白加水分解物、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー、増粘剤(キサンタンガム)
米粉の特徴と天ぷらでの使い方
米粉は、米を細かく砕いて作る粉で、天ぷらに適しているのは、細かい「1番米粉」です。
通常の天ぷら粉が小麦を使うのに対し、米粉はうるち米が原料です。
グルテンを含まない米粉は粘り気が少なく、天ぷらに使用するとサクサクした食感が得られ、冷めても美味しさが持続します。
小麦粉と比べて油の吸収が少ないことも特徴です。
天ぷらに米粉を使用する際は、他の粉と組み合わせることも可能です。
具材に米粉をまぶし、その上から衣をつけると、具材と衣がしっかり結びつき、カリッと仕上がります。
ただし、米粉は水に溶けにくい性質があるため、衣を作る際は揚げる直前に準備すると良いでしょう。
コーンスターチの特性と使用方法
コーンスターチは、軽くて細かい粉で、料理のとろみ付けや天ぷらの衣、ケーキやクッキー作りに使われます。
これはとうもろこしから作られたでんぷん粉で、天ぷら粉とは異なります。
天ぷらにコーンスターチを使うと、油切れが良く、サクサクよりもカリカリとした食感が楽しめます。
小麦粉と混ぜて使うと、さらにサクッとした食感になります。
まとめ
天ぷら粉が手に入らない時の代替として片栗粉の使い方を紹介しました。
天ぷらは下準備と揚げ方のコツで味が変わるので、片栗粉を使う際はこれらのポイントに注意してください。
片栗粉だけの衣と水溶きの衣では天ぷらの食感が異なるため、両方の方法を試してみるのも良いでしょう。
様々な天ぷらの味を楽しんでいただければ幸いです。